紙産業イノベーションセンターとの連携授業

2020年11月30日 13時27分

 今日は紙産業イノベーションセンターとの連携授業がありました。年4回計画されている最終回です

今回は、中学2年生がセンターにお邪魔しての授業です

秀野先生による「PCRとは? 紙を溶かす酵素の遺伝子を増やして確認してみよう」と題しての授業でした。

毎日ニュースで聞く「PCR検査」という言葉ですが、「Polymerase Chain Reaction ポリメラーゼ連鎖反応」の略だそうです

今回は、コロナウイルスのDNAではなく(笑)、紙を分解する酵素(もとはソロモン諸島で発見されたカビだそうです)のDNAをPCR法によって増幅しました。

普段、大学生や大学院生、企業の研究者の方が使っている実験器具を使わせてもらうことができ、貴重な経験となりました

秀野先生の指導の下、少量の溶液を扱うマイクロピペットなどを使って作業を行いました

ことのほか手際よく器具が使えていて、実験結果もおおむね成功でした

これからは、「PCR検査」という言葉も違った印象で聞くようになるのではないでしょうか