愛媛大学紙産業イノベーションセンター連携授業
2023年6月26日 16時17分午後、小学6年生を対象にした連携授業がありました。
今日は、愛媛大学紙産業イノベーションセンターの内村所長さんが、
「新たな紙製品開発の可能性」というテーマで、私たちの身近にある紙に関するお話をしてくださいました。
まずは紙幣に隠れている秘密についてたくさん教えていただきました。
紙幣製造には、最先端の様々な技術が使われており、その多さと技術の高さに驚きました。
紙に関する実験もあり、「トイレットペーパーとティッシュは、水の中でバラバラになるのか」という実験もしました。
「こんな紙があったらいいな」ということで、児童からいろいろな意見が出ましたが、実はもう開発されている紙もたくさんあり、実際に見せていただきました。
かたい紙は、なんと車のボディにも使われているそうです。他にも授業の中では、紙で作られた服、伸びる紙、光の具合で見ることができる紙、ボールペンで書いた文字がしばらくの間なら消しゴムで消すことができる紙など、本当にたくさんの種類の紙を見せていただき、実際に触らせていただき、驚きの連続でした。
最後の、先生の、「人は皆、いろんなことが出来る可能性を秘めている!」という言葉が胸に響きました。開発は無理だと言われた紙も、試行錯誤することで実際に作ることができたそうで、成功への道は、「目標を持つこと、持続的な情熱、あきらめない!」だと体験を交えながらお話してくださいました。
今日の学習で、様々な紙、たくさんの紙製品の開発の過程をお話しくださり、紙についてはもちろんのこと、自分自身に秘められている可能性についても考えることができました
お忙しい中、ありがとうございました